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「ああ…僕は僕が思うよりも、自分の欲求に逆らえないみたいだ」

もう慣れしたんだ世界と僕を繋ぐ隙間
 
そこから広がる景色は、彼のいる世界…

世界の繋ぎ目で、見知らぬ僕の感情に戸惑っていた



前回、彼から逃げ帰っちゃったこともあるし


今日はやめておこう――
 

そう…世界から背を向けようとした瞬間


 

……歌…?



 

聴いたことのない言葉…


優しくて…暖かくて…


どこか懐かしくて――…

気がつくと僕は…世界へ導かれていた

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